イベント:
卓越した職人たち – Artisans d’excellence : インテリア建築業界で高く評価される二人、「Signatures Singulières」創設者 ミゲル・デュテリエ氏と、「Agence d’Isabelle」創設者 イザベル・ド・ラステリエ氏によって開催される第二回目の出会いの場。
このサロンは、パリにて独立系工芸職人たちを厳選し、特別なシナリオ演出の中で展示します。
卓越した職人たち – Artisans d’excellence 発行日:
2025年10月2日(木): 10時~19時(業界関係者限定)
2025年10月3日(金): 10時~19時(業界関係者限定)
2025年10月4日(土): 10時~18時(一般公開)
卓越した職人たち – Artisans d’excellence 場所:
Palais de la Porte Dorée
Forum
ブースF2
293 avenue Daumesnil
75012 PARIS
フランス
イベント 詳細:
アルティザン・ドゥ・ゼクセランスに出展するメゾン・セキモト
二つの記念すべき年:MOF 受章10周年とアール・デコ100周年
2025年、二つの記念すべき節目が響き合います。ひとつは、関元聡がフランス国家最優秀職人章(Meilleur Ouvrier de France)を受章してから10周年を迎えること。もうひとつは、世界建築と装飾美術の歴史における重要な潮流、アール・デコ様式の誕生から100周年を祝うことです。
この二つの記念の年に際し、メゾン・セキモトは**アール・デコ建築を代表する殿堂「パレ・ド・ラ・ポルト・ドレ」**にて開催される《アルティザン・ドゥ・ゼクセランス》に出展できることを大変光栄に思います。
「芸術のメゾンは、一針一針、日々の積み重ねによって紡がれ、伝統と革新のあいだに存在します。」
関元ローラン
伝統と現代性のあいだにあるメゾン
メゾン・セキモトの使命はただ一つ、時代とともに刺繍を生かし続けることです。
伝統と現代が共存する日本の精神、そして時代と共に技を進化させるフランスの精神に倣い、メゾンは二つの創造性の軸を提示します。
- グラフィックで建築的かつ現代的なライン —— 大きなフォーマットと力強いボリューム感を追求。
- アール・デコの精神を受け継ぐライン —— 自然や装飾性、細部への愛情、そして至高のラグジュアリーを讃え、装飾芸術のための宝飾のような刺繍を展開。
「私は刺繍の限界を探ることが好きです。刺繍は平面にとどまらず、ボリュームとなり、建築となり、光そのものにもなれるのです。」
関元聡
この二つの世界の交差点において、一つのオートクチュールの傑作が、伝統と革新の融合を象徴します。
フランス的卓越性、特別な舞台で
フランス国家最優秀職人章(MOF)として、関元聡はフランスのサヴォワールフェールの大使であり、その厳格さと継承の精神を体現しています。
「刺繍は建築と同じように、美を時間の中に刻み込みます。」
関元ローラン
パレ・ド・ラ・ポルト・ドレのフォーラムに出展するのは偶然ではありません。1931年の植民地博覧会のために設計されたこの会場は、当時からフランス文化の国際的発信を目的としていました。
そのような歴史を持つ格式ある舞台において、メゾン・セキモトは自らの刺繍芸術を伝統的枠組みを超えて発信し続けます。
2025年10月2日から5日まで、パレ・ド・ラ・ポルト・ドレにて私たちの作品をご覧ください。